note16:岩手の中小企業に多い「IT導入がうまくいかない5つのパターン」


岩手でITベンダーの営業をしていた頃、多くの中小企業と関わる中で、「これはうまくいかないだろうな」と感じる場面には共通するパターンがあった。会社ごとに事情は異なるものの、長年の経験から見えてきた失敗の予兆は大きく5つに集約される。

一つ目は「とりあえず丸投げ」タイプ。ITを専門外だからと任せきりにし、経営者がITをコストとしてしか見ていない場合に起こりやすく、後から「こんなに高額になるとは思わなかった」という結果を招く。二つ目は「うちに合わせてくれ」タイプで、長年の業務のやり方を変えたくないという意識から、紙を残したり入力を二重にしたりと、新しいシステムの強みを潰してしまう。

三つ目は「こだわりの強い担当者」タイプ。ITに詳しい、あるいは業務へのプライドが強い担当者が独自仕様を作り込み、その人が異動した途端に仕組みが止まってしまうケースである。四つ目は「決められない組織」タイプで、部署間の意見がまとまらず、最終判断を担う責任の所在も曖昧なまま時間だけが過ぎていく。五つ目は「マイクロマネジメント」タイプで、経営者や担当者が細部まで自分で確認しないと気が済まず、現場のスピードが落ちてしまう。

これらはいずれも社内だけで解決するのが難しく、会社の文化や人間関係に深く根ざしている。社員同士では「丸投げすぎる」とも「そのこだわりは行き過ぎている」とも言いにくいため、IT導入アドバイザーのような第三者が入り、業務を見える化・標準化してシンプルな仕組みに整えることで、プロジェクトが本格化する前にこうした失敗の予兆を摘み取ることができる。

この続き・詳細版はnoteでも公開しています:https://note.com/abetakaki/n/n1f003eb4b3ea


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