note38:「高機能=正解」ではない、岩手の中小企業に必要な「ちょうどいいIT」とは


中小企業や小規模事業者への支援で大切にしているのは、「ちょうどいい」ITという考え方です。安さや手軽さではなく、その会社の実情に合い、無理なく使いこなせて日々の業務や経営判断にしっかり役立つ状態を指します。特定の製品やサービスを売ることを前提にせず、まず業務の流れや現状を整理したうえで、どのITが適しているかを一緒に考えていきます。

IT導入は「どの製品を選ぶか」だけの話ではありません。既存の取引先から購入するのか新しいベンダーに依頼するのか、価格は妥当か、導入後のサポートはどこまで必要か、社員が使いこなせるか。こうした複数の要素を総合的に判断してはじめて、そのITが会社にとって無理のないものになります。

この「ちょうどいい」を説明する際によく使うのが車の例えです。アクセルを踏めば進み、ブレーキを踏めば止まるというように、何をすればどうなるかが直感的にわかるからこそ、多くの人が車を運転できます。企業のITも本来はそうあるべきで、営業や販売の情報がアクセル、財務や会計がブレーキ、社内の情報共有ツールがハンドルのように、それぞれの役割を全体として把握しておくことが重要です。

一方で、多機能・高性能なITは一見魅力的でも、実際には使いこなせず、独自カスタマイズを重ねるうちに「誰も全体を把握できない」状態に陥ることがあります。ITはあくまで目的達成のための道具であり、必要なものを必要なだけ使うという考え方が、結果的に最も効果的な活用につながります。IT導入アドバイザーとして、過剰なITコストの見直しや業務フローの整理まで含めて伴走しています。

この続き・詳細版はnoteでも公開しています:https://note.com/abetakaki/n/n37fa93215cf3


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