note36:ITの相談相手が減っていく。岩手の中小企業と、見過ごされてきた課題


岩手県内の中小・小規模事業者を数多く訪問する中で、気になる変化に気づきました。以前は複数のITベンダーと取引があったり、飛び込み営業から情報だけは得ておくという企業が少なくありませんでしたが、最近は「普段やり取りするITベンダーは2〜3社、あるいは1社だけ」という企業が増えています。インターネットとクラウドサービスの普及により、地域のITベンダーが担っていた情報の橋渡し役としての役割が相対的に小さくなったことが背景にあると感じています。

「必要な情報はネットや生成AIで自分で集められる」という声もあり、実際その通りです。しかし、情報を「得る」ことと「活かす」ことはまったく別の話です。自社に合うツールをどう選ぶか、導入後に社員がきちんと使えるようにするにはどうするか、費用対効果やトラブル対応まで、こうした判断を自社だけで抱え込むのは、専門部署のない中小・小規模事業者にとって相当な負担になります。

以前は複数のITベンダーが定期的に訪問し、気軽に相談できる相手がいましたが、いまはそうした環境が少なくなっています。付き合いのあるベンダーが限られれば、相談できる相手も自然と減り、結果として社内でITに詳しい社員や経営者自身が、情報収集から導入、トラブル対応までを一手に引き受けるという状況が生まれています。これは岩手県固有の問題かは分かりませんが、構造的な問題であり、ITベンダーの少なさを補完する機能が必要だと考えています。

WorkBridgeのIT導入アドバイザーとしての活動は、その機能の一端を担うものだと考えています。社内に専任のIT担当者を置くほどではないが、ITに関する判断や取り組みについて外部から継続的に支援してほしいという企業に伴走し、ツールの選び方や導入前の検討、社内説明やベンダーとの調整をサポートします。同じような取り組みをする人や組織が増えるといいなと思っています。

この続き・詳細版はnoteでも公開しています:https://note.com/abetakaki/n/nbcd2274b748c


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